鳥というフィルターを通して人について考える

最近、鳥について色々調べたり、考えたりしています。
鳥と人間は全く違うように見えますが、実は多くの共通点を見出すことができます。
鳥と人間は現在は鳥類と哺乳類のように別々の種ですが、数億年前までは同じ祖先から生まれた種でした。
それは、人間と同じ哺乳類であるチンパンジーよりも似ているというから驚きです。
例えば、類似点の一例として挙げられるのは、以下のようなものです。
①視覚を主体に認知活動を行う
②昼行性
③二本足で立つ
④道具を使い、自らつくることができる
⑤音声でコミュニケーションを取ることができる
⑥文法に基づいた言語をもつ
⑦豊かな感情をもつ
⑧複雑なことを考えられる頭脳をもつ
⑨「娯楽」として「遊ぶ」ことができる
⑩空間を把握し、周囲の環境も把握する
⑪独自の「美学」をもち、好き嫌いがある
と、きりがありません。
ここで、⑨⑩⑪に着目です。つまり、鳥にも人間と同じように自分の好きな環境や快適性が存在するということです。
ということは、鳥についての快適性を考えることで、人間の快適性にもつながる部分があるのではないだろうかということです。
鳥の快適性から見た本来の人間の快適性とはなんなのだろうか?という人間の根源的な部分が分かると、今までとは違う人間の快適性が導き出される可能性がある気がしています。
奥が深いです。