コンテンツへスキップ先日ほんぽ屋という住宅を見学させていただきました。
ほんぽ屋とは、福井県越前市にある空家だった住宅に実際に住んで、住まいを開くという実験を行っているところです。もともと興味があり見学したいとずっと思っていたところだったのでとても興奮しました。一番惹かれたのが現在住んでいる牧野智史さんです。牧野さんのすごいところは、実際自分が住んでいる住宅を開くということももちろんすごいですが、その開き方も全く背伸びをせずに丁寧に(大雑把に)開いていて、身の丈に合った開き方をされているところがとても良かったです。また、その空家だった住宅も愛らしい感じです。築100年のその住宅は、随所に先人の職人の愛を感じずにはいられません。2Fの屋根裏も見せていただいたのですが、うねる梁と少し曲がる柱、垂木の直線のリズムがなんとも心地のいい空間でした。小屋裏には先人たちの魂を少し感じた気分です。
関係者の皆様および牧野さん、ありがとうございました。