コンテンツへスキップ今年の4月から、ひょんなきっかけで、「構造デザイン」という授業を大学で講義することになりました。この授業を機に、自分と構造との関係性や改めて構造のことを自分なりに整理してみたりすることで、構造と自分の距離感みたいなものをつかめたらと思います。構造というエンジニア的な側面からとデザインというふわふわした柔らかいイメージ的な側面からの両方からアプローチしていくことで、構造という美的センスが少しでも分かってもらえたらと思います。にしても、調べ出すときりがない。あと少しがんばって準備にはげみます。
写真は、ローマにあるパンテオン。ドーム型の建築で構造的に一番応力の集中する頂部に穴を空けて、光や風、雨を取り込むという、めちゃくちゃ斬新で、魅力的な空間。いい建築は古さを少しも感じさせません。