この度、日本建築設計学会の機関紙「建築設計 vol.08」のArchitects of the Year 2019受賞作品展に「回転する壁をもつ鳥の住宅」を掲載していただきました。日本建築設計学会の皆様、編集していただきました皆様、ありがとうございました。
この本をめくって感じたのは、昨年のArchitects of the Year 2019の展覧会前日に行われたレビューやその後の懇親会の熱気が再び自分の体内に蘇ってきたことである。明らかに自分の体温は上昇している。それは、決して余韻に浸っているのではない何かである。宮本さんの総評や講評の言葉を通して、自分に突き刺さる。突き刺さった言葉たちは自分に容赦なく建築の本質に向き合わせる。言葉を通して建築の本質に迫ることは、形からのアプローチとは明らかに異なる解答へと導く。言葉は形と同じくとても強い。そんな言葉をぶつけ合ったあの時のレビューや懇親会は、僕にとって言葉による格闘技であった。そんな感情が、この本をめくって再び身体を駆け巡った。汗が出る本って、とても不思議な本である。
下記HPより購読が可能ですので、是非ご覧ください。
http://www.adan.or.jp/news/issue/2929
その他面白い言説がたくさん掲載されています。